冬はよく漏れる?給湯管(銅管)ピンホール

漏水対応をメインに行っている会社様より、東京都港区にて3F、2Fの2フロアが天井より階下漏水が発生しているマンションの漏水調査依頼がありました。

現地到着すると、すでに1次対応で他業者様が逃がしを取ってくださってました。

漏水原因の疑いがある4Fのお部屋の調査を開始します。

まずはテストポンプによる給水・給湯管に耐圧試験を実施します。配管に水漏れがある場合、テストポンプにて配管内にかけた圧が減圧することで水漏れをしているかどうか確認ができます。

圧力がスーッと落ちていくことができました。

今度は給湯器への入水のバルブを閉め、今度は給水管のみにテストポンプにて耐圧試験を実施します。

給水管では減圧はなく、問題ありませんでした。

1回目給水・給湯管耐圧試験→減圧あり、2回目給水耐圧試験→減圧なし

このことから給湯管にて減圧がある=漏水していると判断しました。

さらにデジタル音聴機やファイバースコープを使用し、漏水箇所がどのあたりなのか?を探していきます。

調査の結果、収納の下あたりに給湯管の分岐があり、その周辺で漏水しているのではないかと推測し開口を実施します。

水漏れ箇所と思われる箇所をピンポイントで発見。床スラブ上がプール状態になっていました。プール状態の場所の水を抜くと・・・

漏水箇所を発見。漏水原因は銅管のピンホールでした。今回、車両で積載している材料で対応できる内容だったため、その場で給湯管の部分更新工事を実施します。

部分更新工事実施後。周辺のエルボなどの曲がりも今後漏水が発生するリスクがあった為、一緒に更新工事実施し、開口した場所は仮復旧し、作業を終了しました。

今回のような給湯管(銅管)は冬になると漏水の頻度が体感的にかなり増加します。リビルドワークでは、このような給湯管(銅管)の漏水調査から改修工事まで一貫施工で実施でき、当日対応・当日復旧も目指すことができます。何か漏水調査から改修工事までお困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。