ポンプ冠水!?定水位弁緊急交換工事

東京都世田谷区にて管理会社様より「漏水が発生しており、親メーターがものすごい勢いで回っている」と相談があり、緊急で対応してきました。話を聞くと、他社様で最初対応するも、漏水の疑いがある地下受水槽室の化粧ハッチが歪んでおり、開けることができない為、対応ができないと投げ返されてしまったとのことでした。

地下受水槽で漏水?危険な可能性が高い状況の為、緊急で現地確認しにいくと

メーターがパイロットがものすごい勢いでクルクルと回っておりました。

そてこちらが開かずの化粧ハッチ。近くで見ると枠が歪んでおり、確かにバールやマイナスなどでこじっても開かなそうな状態です。管理会社様にはタイルが剥がれる覚悟で開けてよいかと許可をいただき、開ける為の作業を開始します。

まず、化粧ハッチ枠廻りに切り込みを入れていきます。

四面に切り込みを入れた後にバールやマイナスで枠を広げながら少しずつ開けていきます。

無事開けることができました。地下受水槽内へ入ります。

懸念してたとおり、地下受水槽内に水位が・・・。最悪のケースとして加圧給水ポンプユニットが冠水している可能性も・・・。加圧給水ポンプユニットの状況を確認します。

ギリギリ水面がユニット下の架台付近でとどまっており、冠水しておりませんでした。あと数十cmで冠水し、全戸断水でした!危機一髪状況でしたが、管理会社様の迅速な判断のおかげです。

今回受水槽内の水位が上がってしまった原因はこちらの定水位弁の主弁が止水せず、オーバーフローしたことが原因でした。

取り急ぎ、定水位弁の主弁、副弁が近くの問屋さんにないか問い合わせをし、一番近くに在庫として抱えていた調布に取りに行きます!

無事必要最小限の部材を手に入れ工事を開始します。

無事定水弁の主弁と副弁を交換し、入水・停水を何度か確認し、緊急工事終了です。このような定水位弁の緊急工事からポンプの緊急対応などリビルドワークでは1都3県(神奈川・東京・埼玉・千葉)対応しております。何か設備の緊急トラブルなどございましたらお気軽にお問い合わせください。