銅管ピンホール発生!緊急工事
大手マンション管理会社様より東京都の杉並区にて「1Fのとある居室にて漏水が発生しており、水道料金が3000円程度が1万ぐらいの3倍以上になった。1F共用部にも漏水被害が発生している。」とのことの連絡を受け、漏水調査にお伺いしました。
現地到着後、1F共用部漏水被害箇所を確認すると・・・
確かにエントランスの壁より水が染み出てきた水跡が見受けれます。
さらに近くのハッチを開けてみると・・・
地下ピット冠水しています・・・。
調査対象部屋に訪問し、漏水調査を開始します。
玄関周りが非常にかびております。
このかびている後ろはユニットバスだったので、ユニットバス裏付近に何かしら不具合が生じているのではないかと推測し、ユニットバスの点検口を外してみます。
物凄い勢いで漏れてました!
室内調査開始10分程度で漏水原因特定です。原因は浴室混合水栓への給湯管(銅管)立ち上がりエルボで漏水が発生しておりました。部分更新の材料は持っていた為、緊急工事の許可をいただき、引き続き原因解決の工事を実施します。
既存給湯管を撤去し、架橋ポリエチレン管への変換アダプターを取付けします。
架橋ポリエチレン管で浴室混合水栓まで配管していきます。
ユニットバス貫通継手を使用し、混合水栓へ接続します。
混合水栓を復旧し、吐水を確認します。
最後にその他漏水複合原因や施工箇所の漏水などないかを耐圧試験にて減圧がないことを確認し、給湯管の部分更新工事を終了します。
今回原因の銅管のピンホール箇所です。銅管はよくチーズやエルボの継手部分で漏水が20年ほどで発生します。銅管で20年以上経過しているお部屋は、床を剥がすリフォームをする際に、一度更新することをお勧めします。
リビルドワークでは、このような漏水調査~給湯管部分更新まですべて自社対応できます。給湯管ピンホールなどでお困りの場合は弊社までお気軽にお問い合わせください。