水漏れ発見！？漏水調査

内装会社様より「天井より断続的に漏水しており、漏水調査して欲しい」との要望があ、東京都目黒区にのマンションに調査にお伺いしました。

現地到着し、被害宅の状況を確認すると・・・

被害宅のトイレ天井より床面に排水が落水していました。応急処置として洗面器で水を受けている状況でした。トイレ天井の照明器具を取り外し、上階スラブより落水していることを確認できた為、上階のお部屋を調査します

まず、上階の給水管、給湯管に水漏れしていないか確認する為、テストポンプにて耐圧試験を実施します。

しばらく経過観察するも、0.4Mpaより減圧がない為、給水管・給湯管の漏水がないことを確認できました。次に排水設備を蛍光漏洩蛍光試験薬を使用し、排水テストを行っていきます。

まずは、被害箇所直上の上階トイレより排水テストを行います。するとしばらくすると・・・

階下のトイレ天井や受けに使用した洗面器にて蛍光漏洩蛍光試験薬の反応がありました。

さらに外した照明より排水管を撮影すると、排水管の耐火二層管を伝って蛍光漏洩蛍光試験薬の反応が確認できました。

このことから、トイレ排水系統で不具合が発生しているという事が判明しました。さらに調査する場合、便器脱着が必須になる為、フランジの用意や各パッキン類の在庫がなかった為、この日は調査のみの終了となりました。

後日、再度内装会社様より追加依頼があった為、前回の便器脱着から開始します。

トイレを脱着すると見慣れないフランジが・・・・どうやら鉛管用フランジに塩ビ管を炙りラッパ状に広げて接続しているようです。写真ではわかりにくいですが、一部塩ビ管が破損しております。

まずはインナーカッターにて、既存フランジを撤去します。撤去した際に、排水管立ち上がりが短くなってしまった為、持ち出しソケットで立ち上がりを延長し、再度配管立ち上がり調整した後に、新しいフランジを設置します。

新しいフランジを無事設置することができました。その後、トイレを復旧し、トイレタンクへ入水していきます。

トイレタンク入水後、トイレの排水テストを行い、階下漏水が改善されたか確認し、作業を完了しました。

今回はフランジの劣化(排水管破損)による漏水が原因でした。

リビルドワークではこのような漏水調査から改修工事まで自社にて一貫施工が実施できます。お気軽に電話(046-240-7296)や問い合わせフォームにてお問い合わせください。